2025年2月28日金曜日

7つのセンターと思考、意識についての参考

参考 :松村潔のブログ

20180828 七つのセンター 

 引用:

7つのセンターのうち、高次思考センターは恒星ですが、高次感情センターは二極化太陽。ここで二極化太陽と書くのは、太陽はもともと恒星で、内向きに惑星を意識している時に、二極化されていくから。つまり恒星意識を割ったもの。ところが占星術では、この二極化太陽については理解することができない。占星術で使われている太陽は、一年で一回転し、12サインがある。なのでこれは地球の偽装した姿なので、格付けとしては地球であり惑星意識。二極化太陽は全惑星意識の上にあり、月、惑星、全惑星意識、二極化太陽、太陽あるいは恒星という順番の中で、占星術は、月、惑星、全惑星意識しか見ることができないということです。なので占星術でいろいろ考えようとすると、不足がありすぎということかな。高次思考センターと、高次感情センターに関しては、ほとんどの人は、意識を失ってしまい、それを追跡できないのですが、通常の思考とか感情が、地上的なことに閉じこもっていて、速度が足りないから。ユングは神話元型については決して知的に分析してはならないといいました。知性はそれを理解することができないから。神話元型は、二極化太陽のことであり、二極化太陽の意識も、知的に推理することはできません。頭脳的にあれこれ考えても、片鱗も理解できない。

20180903 7つのセンターはひとつも欠けてはならない 

 引用:

人間の7つのセンターは、全部機能しないと、完全な人間にならない。ひとつ欠けてもいけない。この7つで、H48からH6までが揃う。高次でないセンターには、H48からH24まで。性センターは本来はH12で機能するべきであるとは言われている。通常の思考とか地球の平均水準の振動はH48で、H24は秀逸な能力とか人間性を示していて、社会の中で頂点的なもの、指導的なもの、いまの言葉で言う神ナントカ、神という言葉をつけたりするのはだいたいH24を示している。

 

(中略)

 

H24が安定して育っていない場合、微量にH12を持っても、だいたい失われていくことが多い。H24の「専門家的サトリ」は必要だ。H12の高次な感情成分を育成するのに、一番手っ取り早いのは、クラシック音楽を楽しむことではないか。すべてのクラシック音楽ではなく、良質なクラシック音楽。たとえば、いまわたしはベートーヴェンの後期SQを聴いている。歴史的に長く残っているものは風化しないもの、つまりは不死なもので、こういうものにはたいてい高次感情H12が含まれている。

 

(中略)

 

 占星術のシステムには、この高次な感情と高次な思考の要素がほとんど含まれていない。それどころか全惑星意識24も、言われなければ気がつかない。つまりこの惑星すべてあわせたら全惑星意識だと。占星術の太陽もH48だ。で、ここに、高次感情と高次思考の要素を組み込もうとしており、たとえば惑星はその受け皿として機能する要素もある、など。これらはかなり力技になってしまう。この力技のために、今回の本は時間がかかっている。(一日1時間しか書けなくなってしまっている。)結局今日の占星術は本来の姿の残骸であると言われているのは、このあたりだろうが、高次感情と高次思考を組み込んでも、すべてを知的に捕らえて分析してしまうので、多くの人がその中身を忘れたまま、形だけで見てしまうことになりやすい。これはかまわないかもしれない。たいていそうなので。つまり手がかりを残しておけばいいという話だ。