四書五経という言葉がある。儒教の経典のなかでもとくに重要とされているもの。
そのなかに「易」がある。
易というのは「あたるも八卦、あたらぬも八卦」というアレである。
こう書くと単なる占いか、となるのだが、易(周易)が内包する宇宙体系は非常に勉強になる。
そして人間世界を64、細かくは384の事象に分類して、すべての物事が変化していくこの地上でどう生きるか、という助けとなってくれる。
易の本を読むだけでも膝を打つことが多いし、理不尽な思いをしていても、それをどのように切り抜ければよいか知恵を貸してくれる。